事務所が行った2回の会見をめぐって、様々に報道されているジャニーズ問題。
この騒動の発端となった被害者で結成された当事者の会ですが、ここ最近の動きを見ているとちょっと違和感があったりしませんか?
疑問を持っている人が多いであろうポイントに目を向け、「当事者の会がsmile‐upに就職?石丸は金目当て確定?志賀泰伸の退会理由は?」と題して、最近の当事者の会の動きについて紹介していきます。
当事者の会がsmile‐upに就職?
多くの人が「なんでsmile-upに就職したいの?」と思ったのではないでしょうか。
当事者の会の人がsmile-upへの就職を希望したのは、2023年10月3日に行われたジュリーさんと東山さんとの会談でした。
就職の意思を示したのは、会の代表である平本淳也さんと副代表の石丸志門さんです。
この発言についての意図は、石丸さんは2023年10月5日の生配信で
「当事者の会の人がsmile-upに入ることで、当事者詐欺を防げる」
と話していました。
当事者詐欺というのは、在籍しておらず被害にも遭っていない人が「私も被害者です」と名乗り出ることです。
石丸さんの説明によれば、
被害を訴えた人から在籍していないと分からない内部の情報を聞き取ることで本当に在籍していたのか分かるので、それを見抜くために自分たちの就職を希望した
というのです。
確かに外部委託している人には見分けが難しい部分なので、当事者の会からすれば就職する意義はあるのでしょう。
しかし、smile-upに就職しなくても事務所との協力体制を整えられますし、当事者の会が協力するという形であっても在籍に関することの確認は十分出来るはずです。
会談の中で事務所と当事者の会は適度な距離を保ち、必要な時に協力する体制を作りたいという主張であれば、世間の理解も得やすかったと思います。
代表の石丸さんは当事者詐欺を防ぐため、在籍していないと分からない情報を見分ける立場としてsmile-upに就職したいと説明しているという事でした。
当事者の会石丸は金目当て確定?
その背景については、2023年10月2日に行われたライブ配信で
「情状も含んだ高度なレベルまで持って行けば、当事者の会に入っていない人たちも同じように救済される」
「性犯罪を犯すと、会社が廃業になるまでの痛い目にあうという前例を作らないと」
という思いを明かし、
この発言には賛否両論が集まっていて、世間の当事者の会に対する風向きが少し変わったのではないでしょうか。
ただ、マスコミの報道では「お金目当て」という部分だけが切り取られている場合もあり、
正しく伝わっていない可能性も否めません。
石丸さんの「お金目当て」という発言は、今後の性犯罪のロールモデルになるために戦うという意図があり、本当にお金目当てだったのは間違いないようです。
当事者の会志賀泰伸の退会理由は?
被害を受けた人たちの目指すところは同じはずですが、ズレを感じたとはどういうことなのでしょうか。
志賀さんは2023年10月5日、緊急で行われた生配信の中で方向性のズレを感じた理由を明かしました。
ズレを感じたのは2023年10月3日に行われた当事者の会と、ジャニーズ事務所のジュリーさんと東山紀之さんとの会談の場でした。
会談での様子
志賀さん自身はかなり気合いを入れていましたが、代表と副代表の行動に驚かされることになりました。
会談の始めに副代表の石丸さんは東山さんと笑顔で言葉を交わした後、驚くことにハグをしたというのです。
この様子を見た志賀さんは、単なる同期生との再会としか思えなかったと言います。
さらには東山さん、ジュリーさんと連絡先の交換を希望し、飲み会にも誘ったのでした。
ジュリーさんにはどちらの提案も断られましたが、東山さんとは連絡先を交換し、年内に飲みに行く話まで出ていたのだとか。
また、代表の平本さんと副代表の石丸さんは、自分たちをsmile-upに就職させてほしいと申し出ました。
これには志賀さんだけでなく、同席していた当事者の会の人々も驚いていたそうです。
志賀さんの思い
志賀さんは東山さんとジュリーさんの真摯な謝罪には納得しました。
しかし、会のTOP2人の態度には怒りを感じるとともに幻滅したので、脱退を決意したと語っています。
志賀さんは「事務所側が具体的な補償についての提案をして、それについて当事者の会が答えるという交渉が普通だと思う」とも考えていて、
会談で自らの要求などを伝えた会のTOP2人とは根本の考え方が違うと感じたのです。
たしかにハグや連絡先交換の要求、飲み会へのお誘い、雇用要求など、被害者の立場でなくとも理解しがたい部分がありますよね。
志賀さんだけでなく、他のメンバーの多くも怒りを感じたことが配信の中では明かされていて、
志賀さん以外にも当事者の会から脱退する人が増えています。
志賀さんが退会した理由は、当事者の会との方向性のズレを感じたからという事ですね!
まとめ
ここまで当事者の会の動きや代表の発言などについて紹介しました。
ジュリーさんと東山さんとの会談で、会の代表と副代表はsmile-upに就職させてほしいと希望していました。
会の副代表である石丸さんは「お金目当てです」とはっきり明言しています。
ただ、この発言には「今後の性犯罪のロールモデルに、自分がなろう」という気持ちがこもっていたと、石丸さん自身が話しています。
志賀さんが当事者の会から脱退した理由は、会談での会の代表たちの行動を見て、方向性のズレを感じたからでした。
同時に怒りも感じていたということなので、おそらく代表や副代表とは根本的な考え方などが異なっていたのだと思います。
今後、当事者の会に入っていないことが、補償される中で不利にならないことを願うばかりです。
会に入っていない志賀さんの訴えや当事者の会の訴えに対して、事務所がどのように対応していくのか注目していきましょう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
コメント