今や時の人となったジャニーズ事務所の前社長・藤島ジュリー景子さん。
叔父のジャニー喜多川氏の罪を認め、被害者の方々へ補償を全うするため、
代表取締役に留まり、更に株式は100％保持し続けています。
その行動に批判が相次いでいますが、それには理由がありそうですね。
今回は藤島ジュリー景子さんについて調べました。
藤島ジュリーの家系図がすごい！
文藝春秋
皆さんご存じの通り、ジュリーさんはジャニー喜多川さんの姪で
メリー喜多川さんの娘ということは有名ですよね。
読売新聞
藤島ジュリー景子
メリーと内縁関係だった藤島泰輔との間に1966年生まれる。
1973年6歳の時に芸能界デビュー。1979年には3年B組金八先生第１シリーズに出演。
ジャニーと同じ上智大学に進学し、卒業後はフジテレビに入社。
1993年にジャニーズ事務所に入社し、スタイリストやマネージャー等の業務を経て取締役に就任。
自社レコードレーベルの社長を歴任し、ジャニーの死後にジャニーズ事務所の代表取締役社長に就任。
メリーの死後、ジャニーズ事務所の100％株主になる。
2023年ジャニーの性加害問題で社長を引責辞任する。
プライベートでは2004年に実業家の高橋拓也と結婚。一女をもうけ後に離婚。
ですが家計を遡ってみると母親のメリーさんの系統もさることながら、父親の系統も素晴らしいのです。
ジュリーさんの母親のメリーさんは
週刊女性PRIME
藤島メリー泰子
高野山真言宗米国別院第3代主監で僧侶の喜多川諦道の長女として1927年にロサンゼルスで誕生。
末弟はジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川。
1962年にジャニーズ事務所が創業されると事務所の経営に携わる。
内縁関係の藤島泰輔との間に1966年に娘のジュリーが生まれる。
その後一家で渡米し正式に結婚。後に帰国。
と日系二世として生まれ、苦労の中弟のジャニーさんと事務所を大きくし、
ジュリーさんが小さい時は子育ても頑張ってきたように感じます。
そして父親の藤島泰輔さんは
婦人公論
藤島泰輔
1933年生まれの作家。父親は日本銀行監事で登山家の藤島敏男、祖父は日本郵船保船課長で実業家の藤島範平。
初等科から学習院に通い上皇陛下(第125代天皇・明仁陛下)の御学友で共にヴァイニング夫人から教育を受ける。
記者から作家に転向し、高浜虚子の孫娘と結婚するがメリーと内縁関係になる。
娘のジュリーが生まれ、その後渡米。前妻と離婚しメリーと再婚。後に帰国。
三島由紀夫との親交もあり、デビュー作「孤獨の人」には序文を寄せるほど親しかった。
絵にかいたような上流階級の話ですね。
華麗なる経歴の持ち主でもありますが、一説によると
一族から福澤諭吉や岩崎弥太郎以降、有名な政治家、財界人、学者を輩出した、名門中の名門である。
引用元 清流出版
という話もあるので、藤島家は名家で華士族と深い関わりがあるのでしょうね。
以上のことから
藤島ジュリー景子さんは華麗なる経歴を持った一族の出身だということがわかりました。
藤島ジュリーの総資産は１００億越え？
モデルプレス
現在(2023年9月)分かっている範囲でのジュリーさんの資産は
・ジャニーズの株の保有(100％)
・都内各所にジュリー名義の不動産を所有
と言われています。
このジャニーズの株についてですが、一部噂では
と言われていますが、それははっきりわかりませんでした。
ジャニーズ事務所は非上場企業なので、売上高含む資産が公開されていないからなのではと言われています。
株価については株式公開されるまではっきりわかることは難しいでしょうね。
そしてジュリーさん名義の不動産というのが、
東京・乃木坂の本社ビルは、ソニー・ミュージックエンタテインメントから購入したものですが、資産価値は100億円以上といわれています。これに加えて10軒以上の物件を東京都内に所有しており、これらの資産価値の総額は推定1000億円以上が見込まれるということです。
引用元 夕刊フジ
とのことだそうです。
また週刊文春によると
港区赤坂の事務所本社ビル：約150億円
港区赤坂の旧本社ビル：約11億円
渋谷区のMTBビル：約107億円
パークスクエア１：約37億円
を所有していると報道されました。
また、グループ会社の中に劇場やスタジオも含まれ、
そこもジュリーさん名義の資産ではないかと言われています。
これだけの不動産を持ち、ジャニーズ事務所の株を100％持つジュリーさん。
藤島ジュリーが役員残留した理由は税金のがれ？
産経新聞
藤島ジュリー景子さんが役員残留した理由は法人版事業承継税制を利用し税優遇を受けるためです。
法人版事業承継税制とは
後継者である受贈者・相続人等が、円滑化法の認定を受けている非上場会社の株式等を贈与又は相続等により取得した場合において、その非上場株式等に係る贈与税・相続税について、一定の要件のもと、その納税を猶予し、後継者の死亡等により、納税が猶予されている贈与税・相続税の納付が免除される制度です。
引用元 国税庁
ジャニーズ事務所は資本金1000万円の中小企業で非上場ですので、この制度の特別措置を利用し、
ジャニーズ事務所のかかる税金の免除を受けたようです。
確かに先に紹介したような資産の税金は莫大なものになりますよね。
そして事業承継税制の特例措置を受けた場合は
相続税をゼロにするには、申告期限の翌日から5年間、代表取締役を務めないといけません。また5年後以降は株を継続して保有する必要がある。この税優遇の目的は、後継者が事業を円滑に次世代に繋ぐことを条件に、本来かかる税金を全額免除しますよ、というもの。(中略)ジャニー氏が亡くなった際の、相続税の申告期限は2020年5月。そこから5年間つまり2025年5月まで、ジュリー氏は代表取締役を務める必要があるのです。
引用元 週刊文春
ということで、このまま税優遇を受ける場合は
ジュリーさんは2025年5月まで代表取締役に留まらなければならない
というわけなんです。
SNSでは様々な意見が挙がりました。
否定的な意見は
一方肯定的な意見も
どちらの意見も結局優遇された分被害者救済に使ってほしいという言葉がありました。
確かに国が定めた制度を利用したわけで、違法に脱税したわけではありません。
ジャニーズ側も週刊文春へ
税金逃れと言われるのは大変遺憾です。
との回答がありました。
以上のことから
まとめ
今回は藤島ジュリー景子さんについてまとめました。
ジャニーズ事務所は年間の売り上げはとてつもなく大きな金額なので大企業のイメージでしたが、
資本金からみて中小企業扱いなのには驚きました。
また古い習慣や体制が抜けきれず、
世間との乖離が大きいことが今回の騒動を長引かせているようにも感じます。
社名変更への動きも始まっている様ですし、今後の動向を見守りたいですね。
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